あの日のこと、今のこと、これからのこと。

東日本大震災から6年が経ちました。あの日のこと、今のこと、そして、これからのことを、自分視点ではありますが、書いていこうと思います。

 あの日のこと

 2011年3月11日。私は当時15歳(中学3年生)でした。

公立の高校入試も終わって4時間授業を受けて帰ってくるという日々が続いていましたが、その日は体育館で3年生を送る会があったため、6時間目までありました。

会は順調に進み、3年生代表のスピーチが終わる直前、地震が発生しました。

私は北海道の沿岸地域に住んでいましたが、そこは元々地震が多い地域で地震には慣れていましたが、その時は今まで経験したことのない揺れ方をしていました。体感では震度3くらいでしたが、ゆーっくり横に揺れ、それが1分位続いていました。すごく気持ち悪く、吐き気を覚える人もいたかと思います。

その後教室へ戻りましたが、市から学校で待機していて下さいと指示がありました。

ここまで詳しい情報は何一つ伝わっていませんでしたが、地震発生から30分後くらいでしょうか。本当は駄目なのですが、密かに学校に携帯を持ってきている人がいて、その人が色々と情報を調べて、初めてこのような事態になっていることを知りました。

1時間か2時間後に待機の指示が解除され帰宅しましたが、テレビに映るのは津波の映像や倒壊した家屋、原発の様子など、目を背けたくなるような映像ばかりが永遠と映し出されていました。

ショックです。日本でこんなことが起こるなんて思ってもいませんでした。

親も途中で気が滅入ると言い、テレビを消しラジオを聞いていました。

 

今のこと

あれから毎年3月11日14時46分頃はささやかではありますが、黙祷を行っております。

せめてこの日のこの時間だけでも思いを寄せたいということからです。

そして今年の3月11日は土曜日ということもあって、東北に行こうと思いました。

今まで行ったことはありませんでしたし、6年経った今を知りたい、そして伝えたいという思いが強くなったためです。

ですが、こういう状況になってしまったので、それが叶いませんでした。ですので、残念ですが今年は現地には行けません。

 

これからのこと

今年は現地は行けませんが、来年以降は何とか時間を作って、日帰りでも良いので現地へ行って、自分の目で見て、自分の言葉で現状を伝えたいと思います。

 

最後に改めて、被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。